山行記録

公開記念山行

鈴鹿 ブナ清水


2010年11月14日

創立12周年記念山行

 

(日 程)2010年11月14日(日)曇のち晴、風なし
 (報告)近藤 (メンバー)小山(OB)、 SL二宮、宮澤、林、原田、L大沼、鈴木、小川、 宮下、田中、杉浦、菊池、青木、吉田、近藤、 一般参加者:杉浦、小林、大津、松田

(ルート)朝明駐車場―根の平ブナ清水分岐―ブナ清水―根の平ブナ清水分岐―朝明駐車場

             

(ルートタイム)

神の倉駐車場発7:03--朝明駐車場到着8:30--朝明駐車場出発8:55--根の平峠ブナ清水分岐点10:40--ブナ清水到着11:35--ブナ清水出発13:05--根の平峠ブナ清水分岐点13:45--朝明駐車場到着15:00--朝明駐車場出発15:30--神の倉駐車場帰着 16:55

ぶな清水ぶな清水
 

ぶな清水で記念撮影(左)とブナの紅葉(右)

今回は一般参加の方々を含め総勢19名でマイクロバスを利用して、朝明川支流の源流、「ブナ清水」をピストンしました。みどり山の会の元理事長の小山さんも、はるばる富山県から来られ、同行して下さいました。
バスが四日市ICを出て三重県民の森に近づく辺りから、グラディエーション満載の木立がわれ等一行を迎えてくれました。駐車場に着き、装備準備後ストレッチ体操して出発。歩き始め最初の20分間くらいは左右の植栽された紅葉を見ながら、ゆっくり歩調で舗装道路を登り、やがて「旧千草街道登山口」から山道に入りました。時は正に紅葉狩りシーズン真っ最中、各種の木々が、紅から黄色の様々な葉々をつけて、それはそれはため息の出るような見事さでした。ここは根の平峠に通ずる道、京から岐阜に逃げ帰る織田信長が、狙撃の危機に遭遇しながら下った道とか、その頃はどんな様子であったのかなと、想像を巡らしてもみました。
道はゴロゴロとした石が多く、足元に気をつけて歩きました。どの砂防堤も土砂・岩石で満杯、近年の大雨を物語っていました。キッコウハグマを発見し、タカノツメとコシアブラの葉数の違い、イロハモミジとハウチワカエデの葉形の違い、またウリカエデの木肌、ヒノキとアスナロとの識別法など、いろいろと教わりながら、かつて使用されていた炭焼き窯の名残をあちこちに見て、高度を上げて行きました。その間、数分間の小休止を2回ほどして、やがて「根の平ブナ清水分岐」、ここで左折しブナ清水を目指すと、やがて道は石ころがなくなり、ブナやナラ等の大量の落ち葉に覆われ、サクサクした道となって、ともすると道の先が隠れるくらい。ここでもブナの葉の特徴や、イワカガミの好む環境を学んで、きれいな水の流れる小さな沢を3つ渡り、スナメリに似た大きな岩を半周して、ひと坂を上ると、そこは水がコンコンと湧き出る「ブナ清水」。早速、キノコ鍋が始まりました。4基のバーナーを使って19人のおなかの準備です。当然ながら水はここの湧きたての水、キノコは数種類、いろいろな野菜にお肉、皆さん大変手際がよく、直ぐに出来上がりました。こうじ味噌味の大変おいしい鍋に、どなたも大層ご満足の様子でした。私は3杯もよばれてしまいました
。 食後、そこら近辺を少し歩き、北にかまえるドッシリとした釈迦ヶ岳を望んでから、みんなで記念写真撮影をして、帰途につきました。その頃には青空となり、登りでは気づかなかったのですが、色づいた葉々に日光が当たって、さらに鮮やかなコントラストを見せてくれました。でも、下り時は特に滑らないよう、浮石に足を置かないように注意し、登山口まで戻りました。近くに、一昨年の大雨で崩落した斜面が補修されていました。そこは、子供たちによって、幼い苗木が植樹されていました。その苗木に付けてある木札に子供の文字でメッセージが書かれてありました。「大きく育ちますように」、「伊勢湾の魚が元気に育ちますように」とか、まさに生物多様性の精神をここに見出した次第でした。この苗木たちも、この子供たちも、共に大樹になってもらいたいものです。その時分は、私は風となって樹林の梢を揺らしていることでしょうか。今日は、今年実ったドングリがひとつも目に入りませんでしたし、ササ枯れの現場を見ました。環境の変化による結果でしょうか。「自然を大切に」を改めて悟った山行でした。
 創立12周年記念を兼ねての公開山行、小山さん、先導してくださり、有難うございました。食担の方始め皆様方、大変お世話になりました。また、一般参加してくださった方々、楽しい山行だったのではないでしょうか。お疲れ様でした。